私は次の理由で、太陽光パネルの設置を決断しました。経過についてもお伝えします。設置の決断をしたのは2015年(平成27年)の年末に近い頃でした。
我が家の状況についてお話をしますと私は身体に障害があり、父は昭和一桁生まれの高齢。母はデイサービスに通うような状況でした。子ども達は別居でそれぞれ独立をしています。
そんな中で、長年水稲を植えてきた田が耕作できなくなり、やむなく、Y社の草刈り機を購入しました。押して歩くものですが、50万円でした。
草取りをしていた父(当時88歳)がアサヒボイラーシステムのレディーから声をかけられました。父は太陽光パネルの設置に前向きのようでした。しかも妻も「草刈りはもうごめん。」という状況でした。私は何も出来ません。
パネルの設置の決断をしたのは妻でした。妻は「私は草刈りのために生きているのではない。」といいます。私も設置の決断をせざるを得なくなりました。
父の土地(農地)の内、1筆を妻、2筆を私が賃貸借をして、パネルを設置することにしました。税金が賃料です。
いずれも市街化区域にあり、農地法の届け出で簡単に済みました。届け出の受理書を添付して、法務局へ行きましたが、地目変更も簡単に済みました。太陽光パネルは償却資産に該当するとのことで、市役所へも申請に行きました。簡単に思っていましたが、いろいろとお金がかかるし、面倒なものですね。確定申告とか、草取りなどの土地の保全とか、いろいろあります。
パネル設置当初(2016年3月)に機械の不具合で、売電が一部できませんでした。ところが、朝日ボイラーシステムさんは誠に誠実に対応をしてくださり、部品の交換をしていただきました。
私は農地の活用について、アパートの建築も考えましたが、今後は人口が減るということ。相続税対策で何億も借金をすることに恐怖を覚えていました。
太陽光パネルの設置ですが、売電の価格が低下しているとのことです。皆様、慎重に土地の利活用をされますようにアドバイスを申し上げます。